Multimedia

  • Unforgotten Dialogue (2021)

    私の研究における結論を実践したものの一例である。その研究の課題とは、「作品がどのような特徴を呈していれば、観賞者はその作品に対して自発的・創造的な行動を行うことができるのか」というもの。
    我々は作品を使って、何かを語らなければならないのだろうか。あるいは作品を理解し、読み解き、そこでやっと何かを得ることができるべきなのか。作品には必ずストーリーがなければならないのか。


  • 計画された記憶 18-DH (2018)

    これまでオーディオビジュアル作品群の制作を通して、聴覚的要素と視覚的要素との一致や統合を模索してきた。この作品では、「人はどの瞬間に、自らの記憶と外部刺激との関連性が認識できなくなるのか」という問いに、ひとつの答えを見出そうと試みた。 外界から窓を通して入ってくる日常的な音から始まり、徐々に催眠状態に入るかのように曖昧な姿に変化する。それが飽和すると、記憶が脳内で明滅するようにあらゆる音や映像が断片的・非連続的に入れ替わる。


  • 色―声(しき―しょう) (2018)

    映像と音によるこの作品において、色彩と音響の関係性は私自身が音を聴くときに連想される視覚的イメージをもとにしており、両方のイベントが同時に起こることによる「色(視覚)」と「声(聴覚)」の混乱および錯覚の誘発を試みている。